今回は自分が東大SPHを受験したので、そちらの振り返りと対策について2回に分けて記録します。
結果としては、奇跡的に合格しました!!!
ですのでその感想を踏まえて、赤裸々な点数込みで記事にしていきます。
Tootsie Rollさんのブログが本当に素晴らしい内容ですので、基本はそちらを確認頂くのが良いと思います。
英語が得意ではない普通の人が取るべき戦略について書いていこうと思います。
ただ建てたプランと自身の結果が大きく異なってしまいましたが、、、笑
使った書籍はオススメ度も併記してありますのでご参照ください。
【全体】
配点は英語(130)+公衆衛生基礎(40)+統計(20)+専門分野(80)+小論文(40)で、310点満点です。
ボーダーは60%ほどと言われております。
そのため自分は200/310(64.5%)を目標にしていました。
内訳は英語76(58.5%)+公衆衛生基礎28(70%)+統計16(80%)+専門分野52(65%)+小論文28(70%)=200です。
英語が苦手なので失敗したと仮定し低めに見積もり、他で補填する作戦でした。
最初は1月頃に統計の勉強を始め挫折し、3月頃から改めて取り組みました。
結局は仕事の日は全く勉強できず、焦りばかり募っていました。
途中で統計は点数低いし捨てようと思いましたが、過去問だけは出来るようにしとこうと考えを改めました。
最終的には英語と専門分野は5年分1週で傾向掴む程度、統計と公衆衛生基礎は7年分くらいを数週してある程度理解できるようにしました。
小論文は7月末には書き上げ、部門の上司など頼れる人に見てもらい推敲しました。
仕事などいろんな理由が誰しもあると思いますが、粛々と出来ることを積み重ねていくしかないのかなと感じます。
結果としては、以下の通りでした。
全く予想できない結果でした。。。
英語はとても苦手で解けた気がしなかったのですが、愚直に解答を埋めた結果とても良い点数になっていました。
むしろ頑張って勉強した公衆衛生基礎と小論文が全然ダメで悲しくなりました。
専門分野は目標通りでしたが、これは英語失敗を前提にしていたので自分としては相当高得点だと思いました。
総論に続けて、それぞれの分野についてコメントしていきます。
【2025年度入試総論】
116名受験
1次突破 34名
2次突破 30名
最終的な倍率は4倍ほどで、おそらく例年と大きく変わらなかったのではないでしょうか。
ただ特筆すべき点として2次試験で4名も不合格となったことが挙げられます。
自分も手応え全くなくあわあわしてしまったので、不安な日々を送りました。。。
【英語】
2023年度より180点から130点にweightが下がりました。
それでも依然として英語ゲーなところは変わりませんね。
基本的な戦略ですが設問ごとに難易度が違うので、簡単なものから解いていました。
2025年度はいきなり大問1が全て記述だったので、速やかに飛ばしました。笑
解ける問題を先に処理して、記述に十分に時間を割くという戦略に尽きるかと思います。
あとは日本語にされても分からない内容が多いので、背景知識をつけるためにも過去問論文は大事に読み込むことが良いのかもしれません。
自分はそこまでは出来ませんでしたが、なんとなく解き進めると傾向は見えたような?気がしました。
今回、全く想定していなかった高得点で自分が一番驚いています。
おそらく数日前から英語脳になるよう連日過去問に目を通し、本番も地道に手を動かした結果幸運がやってきたのだと思います。
記述問題では「おそらくここだろう」という部分を抜き出すだけ、に近い解答もあった気がしたので、終わった時は手応えゼロでした。
むしろ予定通りここから取り返そう!と開き直っているくらいでした笑
やはり記述問題もある中で全ての解答を文字数確認しながら埋め切れたことが良かったのだと思います。
結構文字数指定も多く、時間もギリギリだったので、後半から先に飛ばし気味で解いて本当に良かったです。
勉強や対策としては、やはり長いスパンで普段から英語に触れていくしかないのでしょうね。
最近、英和翻訳をなるべく使わないように努力しているのもちりつもで奏功したのかもです。
【公衆衛生基礎】
病気がみえるが一番です。
過去問を解いたら必ず病気がみえるに立ち返り、周辺知識を別途資料にまとめていました。
ここは正直やればやるだけ取れるかというと、その限りでは無い気がします。
ただ専門分野の勉強にもなるので、粛々と数年分の過去問は丁寧に学ぶしかないと思います。
・病気がみえる(★★★★★)
必須級だと思います。
と言っておきながら、全く点が取れませんでした。
半分も取れていないので偉そうなことは言えませんが、勉強して解ける内容だけでなく教養というか日頃から社会情勢に目を向けていないと解けないなあというものも散見されました。
やはりそういった学生を求めているということでしょうか。
これから精進します。。。
ただここの勉強があったので、専門分野の高得点に繋がったのは間違いありません。
手を抜かず対策すべきジャンルではあると思います。
ということで、前半はここまでにしておきます。
次回は残った科目について感想を書いていきますので、楽しみにしていてください。
ではでは。
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