今回は書籍レビューをしていきます。
■東大卒弁護士が実践する方法で「脱・〆切ギリギリ体質」! !
■メールの返信、書類作成、プレゼン資料……だるいタスクが速攻で片付く! !
「頼んでいたあの件、どうなってる?」
先輩や上司に、こんなセリフを言われたことはありますか?
デキるビジネスパーソンであれば、聞かれる前に提出し、「仕事速いね! 」と言われたいもの。
本書では、東大卒弁護士であり、IT企業を経営する著者が実践している
「素早く、正確な仕事」のコツをたっぷり50個紹介!
若手社会人必携の一冊! です!
本書は東大卒の弁護士である著者が、いかにタスクを速く処理していくかについて話しています。
自分の業界や職種によって、どこまで適応できるかは分かれる部分もありそうですが、非常に面白い内容でした。
50個のコツのどれもが興味深かったのですが、特に心に残ったフレーズ、今から意識しようと思ったものを挙げていきます。
速さと質のバランス
仕事って物によって「速さ」が求められるものと「質」が求められるものがありますね。
どちらも高いに越したことはありませんが、なかなか難しいです。
大きな声では言えませんが、手を抜いていい作業は割り切って無駄な頭を使わず秒殺することが大事と言えるでしょう。
抱えて残している仕事の一部がまさにコレで痛いところを突かれた気分です。
締切日≠提出日
締切のギリギリに課題を出しがちですが、先方の受け取る時間を考えれば速めに出しておくに越したことはありませんね。
まあ、難しいところで、ショボい仕事を速く処理しすぎると、余計なものも頼まれてしまうんですよね。。。
そこは組織における自分の価値が高いとポジティブに受け取って処理するしかありませんが、業務が山のようにある時には辛いです。
やはり優先順位をきちんとつけることが大事でしょう。
さっさとフィードバックをもらう
これって凄い大事で、下手に抱え込んで作り込んでも、根底から覆されることってありますよね。
だったら早めに汚い段階で見せておいた方が、トータルの時間は浪費せずに済むと思います。
この繰り返しにより初稿のクオリティも上がっていくと思われますし。
着手したら半分終わったも同じ
仕事に対して、うだうだ言わず早期に取り掛かること。
そして作業興奮をきたせば、それが喜びや達成感に変わります。
この境地に至れれば、大抵のタスクは処理できてしまうことでしょう。
大きな仕事は小さな仕事に分類する
これ、一番面白かったです。
当たり前ですが手に負えないものは、細分化して周りに投げます。
そして残っているものを「見える化」することが大事です。
今までタスクは箇条書きのメモにしてデスクに貼っていたのですが、筆者のお勧めする付箋紙法いいかもしれません。
視覚的に刺激されますしね。
自分をプチ背水の陣に追い込む
これもいい考え方ですね。
筋トレにも通じますが、キツいところからの数セットが一番効くと言います。
トイレや食事などの生理的欲求、スマホなどの娯楽が脳裏をかすめてきた時には、「ここまでやったら!」と決めておくのは良い方法ですね。
高校生の頃には自分もこうしていましたが、最近はすぐにスマホ触ってしまっています。
猛省いたします。。。
煮詰まったら体を動かす
結局ダラダラ作業するのって非効率的ですよね。
総作業時間ではなく、結果として何が出来たかが大事だと思います。
思いっきり息抜き、特に体を動かすってのは良い方法ですね。
仕事速いキャラになる
自分のキャラを仕事速い人に作ってしまうのもいいですね。
自然と自分の偶像を演じるように、タスクを処理することができそうです。
業務が溜まる一方になり、息抜きとして本書を読んでみましたが面白かったです。
他の啓蒙本と通ずるところも多かったですが、それだけ重要かつ普遍的な内容なのでしょう。
山積みのタスクへこれから挑もうと思います。
本日はこの辺で、ではでは。
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